学生が作る "面白くてためになる" オンライン講座

JMOOC大学生チーム選手権

受講期間:2015年12月10日(木)~2016年1月15日(金)

  審査結果発表!  


◇ Information ◇

●2016/02/25 表彰式の詳細レポートを掲載しました。
●2016/02/18 審査結果を発表しました。
●2016/02/09 2/18(木)に表彰式を開催し、審査結果を発表します。
●2016/01/15 エントリー講座の受講受付を終了しました。
●2015/12/10 エントリー講座を開講しました。
●2015/11/25 プロモーションビデオの公開を開始しました。
●2015/10/26 エントリー講座の受講受付を開始しました。

表彰式 たくさんの受講、あたたかい応援、本当にありがとうございました!!
2016年2月18日(木)、当選手権の表彰式が株式会社ネットラーニングにて行われ、審査結果の発表および賞状、賞金等の授与が行われました。
審査結果、表彰式の様子は以下のとおりです。

※受講者、参加チームのアンケート結果は、こちらでご覧いただけます。

審査結果

厳正なる審査の結果、第1位に輝いたのは、京都情報大学院大学/きょこたんベンチャーズの「目指せ!ITベンチャー ~きょこたんと起業を考える~」でした。


第1位

京都情報大学院大学コースカード 大学名: 京都情報大学院大学
チーム名: きょこたんベンチャーズ
講座名: 「目指せ!ITベンチャー ~きょこたんと起業を考える~」
講座概要: 起業に興味を持つ学生たちが、IT×起業をテーマに、京都コンピュータ学院、京都情報大学院大学の教員の講座、および、実際に起業した教員や卒業生に行ったインタビューなどで構成した講座


第2位

サイバー大学コースカード 大学名: サイバー大学
チーム名:チームpepper
講座名: 「オンライン大学~学習・教育・制作の立場から」
講座概要: オンライン大学在校生の経験、大学職員のインタビューを通じ、オンライン授業を受けること、オンライン授業を作ること、オンライン教育の未来について、受講者とともに考える講座


第3位

聖学院大学コースカード 大学名: 聖学院大学
チーム名: SOOC
講座名: 「大学で学ぶ“地域”」
講座概要: 聖学院大学が立地している埼玉県上尾市で名前をよく目にする、上尾市に隣接するさいたま市大宮区、そして遠く離れた岩手県にある釜石市。大学とこれらの“地域”たちのつながりがテーマの講座


敢闘賞

放送大学コースカード 大学名: 放送大学
チーム名: 動画サークル
講座名: 「放送大学の魅力、旅するように学ぼう!」
講座概要: 全国学習センターめぐり~各学習センターの特色を、写真や学長・講師・学生インタビュー等で構成した講座


審査項目

以下4つの項目について重み付けと点数化を行い、合計得点によって順位を決定しました。

・講座ログイン者数・修了率・満足度・ディスカッション

表彰式レポート

表彰式には、放送大学の動画サークルチームを除く3チームが参加。動画にご登場された聖学院大学の清水 正之学長と京都情報大学院大学の大西 健吾先生が、お忙しい中ご来場されました。


■実行委員長のご挨拶

実行委員長 福原美三 JMOOC大学生チーム選手権 実行委員長 福原 美三(JMOOC常務理事/事務局長)
「果たしてこのような選手権が成立するのか。通常のプレゼンテーションに比べてMOOCの講座を作るのは相当ハードルが高く、皆さんにやっていただくのはなかなか難しいのではないかという議論もありましたが、皆さんが果敢にチャレンジしていただいたチャレンジ精神に敬意を表します。…皆さんが積極的にチャレンジしていただいた成果や経験は間違いなく次に引き継がれるものと思われます。…ぜひいろいろな意味で、この経験を今後に活かしていただきたい。」


■順位発表および賞状、賞金授与

順位の発表が行われ、賞状、賞金が授与されました。敢闘賞の放送大学/動画チームには、図書カードが贈られました。
また、全チームにおみやげとして包装紙に各チームのコースカードが印刷されたチロルチョコが贈られました。このおみやげは、チームメンバーからご協力いただいた先生、職員、仲間の方々に、感謝の気持ちを伝えていただくために用意されましたが、大好評でした。

第3位 第2位 第1位 敢闘賞 項目別順位 チロルチョコ


■受賞者のご紹介

京都情報大学院大学/きょこたんベンチャーズ
(左2番目から小嶋 聡さん、植野 貴裕さん、大西 健吾先生)
「きょこたんが就職に失敗して起業を目指すというストーリでしたが、起業をすすめる友だち役に自分の名前を出すなど、ちょっとしたユーモアを混ぜながらがんばりました。今日はありがとうございました。」 「学校グループ全体のキャラクターであるきょこたんにどのような個性を持たせるかというところで苦労しました。これからきょこたんがどうなっていくか、続編にも期待したいです。」

サイバー大学/チームPepper
(中央が廣瀬 大さん)
「いちばん大変だったのは動画編集でした。出演している自分を何度も見るのがつらかったです。今日はありがとうございました。」

聖学院大学/SOOC
(左2番目から清水 正之学長、佐藤 龍一さん、新濱 朱音さん、松崎 綾子さん)
「これから大学は地域に根ざしていかなければならないということから、今回は地域の学問、研究を行いました。今後このような取り組みが一層発展していくことを心から祈るとともに、感謝の意を表します。」「このような試みは初めてでしたが、3位をいただき、ありがとうございました。」

※放送大学/動画チームは、お仕事のご都合により欠席されました。写真の右端は実行委員長の福原 美三、左端は副委員長の加藤 ゆい。


■懇親タイム

BGMが流れる和気あいあいとした雰囲気の中、学校やチームの隔たりなく、お互いの苦労話や制作秘話などで盛り上がりました。途中、OpenLearning, JapanにおけるJMOOC講座の制作工程と体制について、紹介されました。

・OpenLearning, Japanで企画から半年かかるものを、はじめて2ヶ月で作るのはきつい。あと1ヶ月ほしかった!
・何をテーマにするかを決めるのが大変だった。制作日数は実質2~3週間だった。
・きょこたんの声はIT声優コースの学生が担当していた。
・動画本数や時間についてもガイドラインがほしかった。
・すでにシステムが確立されていると感じた。今後もこのような試みがあたっら総力をあげて関わらせいただきたい。
・チームのメンバーが自分の授業に睡眠不足で参加していることはわかっていた。今日その努力が報われてよかった。
・学生はふだんこのような機会は持てないので、面白い体験ができてよかったと思う。


■閉会のご挨拶

ネットラーニング社長執行役員 吉田俊明 株式会社ネットラーニング 社長執行役員 吉田 俊明(当選手権の発起人)
「JMOOCは大学に関するものですが、肝心の学生さんの顔が見えないという課題があり、この選手権を企画しました。最初は社内やJMOOC事務局に理解されないこともありましたが、皆さんのおかげでここまで実現でき、うれしく思います。ラーニング・デザインという観点からみると、きょこたんの講座はシナリオがあるため学習の流れがスムーズになりますが、反面シナリオを作りすぎると学習要素が少なくなるため、バランスをどう取るかが重要でした。その点においてこの講座はバランスがよく、工夫されていたと思います。・・・このような取り組みを続け、さらにJMOOCを盛り上げて行きたいと思っておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。」

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