国際教養大学、国内&JMOOC初!オープンバッジ発行講座開講!

「Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)」

教育・研修・学習にデジタルソリューションサービスを提供する株式会社ネットラーニング(代表取締役社長 岸田徹、本社:東京都新宿区、以下ネットラーニング)は、日本オープンオンライン推進協議会(代表理事 白井克彦、所在地 東京都千代田区神田駿河台、以下JMOOC[※1])の講座として、国際教養大学 根岸 洋 准教授による「Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)」を2020年3月2日に開講することを本日(2019年12月19日)発表いたしました。また当講座は、JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan[※2]」より日本国内で初めて講座受講修了者に対して、オープンバッジ[※3](デジタルクレデンシャル:電子資格・修了証明書)が発行される講座となります。

「縄文」は日本列島の先史時代名として広く認知されているものの、その特徴は世界にほとんど知られていません。特にその文化的な多様性については、国内の学会でもほとんど議論されていないのが現状です。本講義では、縄文時代についての基礎知識を学んだ上で、縄文時代に複数あったと考えられる文化圏のうち、現在ユネスコの世界遺産登録を目指している北海道南部から東北北部にかけての地域文化圏を取り上げます。多角的視点から縄文時代の多様性について考え、「縄文」が日本史を構成する一つの文化複合と捉える視点や縄文遺跡群の普遍的価値と共に浮かび上がった課題について学びます。

国際教養大学は、グローバルなエリートを育てるとして大変注目されているリベラルアーツに特化し、さらに全授業英語かつディベートによる双方向での授業を重視している、大変注目されている大学です。2020年にはオリンピックを東京で迎える中、日本に関する関心も世界中で高まってきています。その中、「Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)」講座は、英語音声および日本語・英語字幕での提供を行います。


●主な受講対象者

  • 縄文考古学や日本史に興味のある方。世界遺産への関心があるとさらに楽しめる内容となっています。
  • 日本史に関しての基礎的知識(高校修了程度)をお持ちの方。
  • TOEIC650点以上(英検2級)程度の英語力を持っているとより理解が深まりますが、それ以外の方でも英語・日本語キャプションを十分に活用することにより聴講と理解が可能。


●講座概要
Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)

講座名: Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)
講師: 国際教養大学  根岸 洋 准教授
受講期間: 2020年3月2日~4月6日
受講料: 無料
講座言語: 英語。ただし、日本語・英語字幕付き。

Week1 : 先史時代の日本を考える
Week2 : 縄文時代における多様性と変容
Week3 : 「北海道・北東北の縄文遺跡群」入門
Week4 : 「縄文」の世界遺産登録を実現するためには

講座内容の詳細については、以下のウェブページよりご覧いただけます。
講座案内:https://open.netlearning.co.jp/lecture/index.aspx?cid=00031J11


●国際教養大学からのコメント
 日本の考古学、特に縄文時代の研究を英語で学ぶことができる機会はなかなかありません。本講義を受けて興味を持ったらぜひ遺跡を訪れてください。質問があれば遠慮なく聞いてください!

 国際教養大学(Akita International University)について
 国際教養大学は、2004年4月に秋田県が設置・開学した日本初の公立大学法人。初代理事長・学長は中嶋嶺雄。国際教養学部1学部の構成。2008年9月、専門職大学院を設置。2013年6月、鈴木典比古現理事長・学長就任。文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業(グローバル化牽引型)」に採択(2014年9月)。
 Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)
 ▲国際教養大学キャンパス


[※1] JMOOCについて http://www.jmooc.jp/
 JMOOCは「Japan Massive Open Online Courses」の略で、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会の英語名です。 2012年にアメリカで始まった「MOOC」(Massive Open Online Courses=大規模公開オンライン講座)の日本における普及・拡大を目指し、 2013年に一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(略称JMOOC)として設立されました。
 「JMOOC」では、大学講師陣および企業が提供する本格的なオンライン講義を公開し、誰もが無料で受講できる教育サービスを提供しています。

[※2] JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」について https://open.netlearning.co.jp/
 OpenLearning, JapanはJMOOCで3つ目の公認プラットフォームとして、2014年9月25日に開設されました。今回の講座開講にて20の大学・法人等と提携し、40講座を開講いたしました。 教育・研修・学習デジタルソリューションサービスを提供している株式会社ネットラーニング(代表取締役:岸田 徹、本社:東京都新宿区)が提供、運営しています。

[※3] オープンバッジについて
 オープンバッジ(Open Badge)は、IMS Globalが定めた国際技術標準規格のデジタルクレデンシャル(電子資格・修了証明書)で、さまざまな資格や試験、学位などの証明書として発行されます。オープンバッジの受領者は、オープンバッジをSNSで共有したり、資格証明書としてスキル証明を行ったりとさまざまな利用方法があります。また、オープンバッジには、ブロックチェーンを活用した改ざんや偽造のされることがない強固な資格・試験・学位証明を行うこともできます。オープンバッジによって、学習者が学習プログラム終了と資格取得への意欲が増したという実例も海外では見られます。 IMS Globalのオープンバッジに関する説明はこちらをご覧ください。
https://www.imsglobal.org/initiative/advancing-digital-credentials-and-competency-based-learning

株式会社ネットラーニングについて https://www.netlearning.co.jp/
 ネットラーニングは、eラーニング最大手企業として培った知識と経験を基に、教育・研修・学習のデジタルソリューションサービスを提供しています。 当社は1998年設立以来、ITの力を使った効果的な学びを追求し、クラウドを利用したプラットフォームでのeラーニングを提供して参りました。 ネットラーニングは2018年に創立20周年を迎え、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代における効果的な学びに加え、行動変容と成果をもたらす学びを提供しています。



【報道関係者様お問合せ先】
一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会 事務局  TEL:03-3295-3555
株式会社ネットラーニング 広報 猪股美和 e-mail: pr@nl-hd.com TEL:03-5338-7455

2019/12/19

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