9月1日、学習院女子大学 徳田 和夫 教授によるJMOOC講座「妖怪の世界を探る~その伝承とビジュアルテキスト~」の受講受付を開始します。受講期間は11月1日より5週間です。
日本の伝統的な精神文化の一つに「妖怪」があります。妖怪の概念は江戸時代の中ごろに確立したと言われ、現代のマンガ、アニメなどのポップカルチャーにも色濃く影響を及ぼしています。近年は展示会なども各地で開催され、老若男女を問わず注目されているテーマです。
本講座では、民間説話の昔話を取り上げながら妖怪という存在について理解を深め、「百種怪談妖物雙六(むかしばなしばけものすごろく)」「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)」といったビジュアルテキストを分析することで、民俗学、文学、美術、比較文化の観点から「妖怪文化」を探求します。
映像中には、徳田教授と学習院女子大学が所蔵する、多数の錦絵や絵巻物が登場します。目にも楽しく、初学者の方にも取り組みやすい講座内容です。
本講座は、受講料無料で提供されているJMOOC[※1]公認のプラットフォーム「OpenLearning, Japan[※2]」において27講座目の開講となります。また学習院女子大学は、「日本のきもの -歴史と今-」(2015年11月開講)・「味わい教育~感じるとおいしくなる魔法」(2016年10月開講)に続き、3講座目の提供となります。
■主な受講対象者
年齢や性別を問わず、妖怪や日本文化に関心のある方(前提知識は不要)
■徳田 和夫教授からのコメント
妖怪は、私たち日本人の歩みそのものです。妖怪とは、いったい何でしょうか。私たちは、なぜそれをイメージし、どのように表現してきたのでしょうか。
学術による多角的な分析を通し、ぜひとも妖怪の魅力を肌で感じてください。
講座名: 妖怪の世界を探る ~その伝承とビジュアルテキスト~
講師: 学習院女子大学 日本文化学科 徳田 和夫 教授
受講期間: 2017年11月1日~12月6日
受講料: 無料
Week1: 闇にうごめくモノ
Week2: さまざまな妖怪たち―「百種怪談妖物雙六(むかしばなしばけものすごろく)」に遊ぶ―
Week3: 「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)」を読む―その①―
Week4: 「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)」を読む―その②―
講座内容の詳細については、以下のウェブページよりご覧いただけます。
▼講座案内
▼プロモーションビデオ
[※1] JMOOCについて
JMOOCは「Japan Massive Open Online Courses」の略で、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会の英語名です。2012年にアメリカで始まった「MOOC」(Massive Open Online Courses=大規模公開オンライン講座)の日本における普及・拡大を目指し、2013年に一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(略称JMOOC)として設立されました。
「JMOOC」では、大学講師陣および企業が提供する本格的なオンライン講義を公開し、誰もが無料で受講できる教育サービスを提供しています。
http://www.jmooc.jp/
[※2] JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」について
OpenLearning, JapanはJMOOCで3つ目の公認プラットフォームとして、2014年9月25日に開設されました。これまでに18の大学・法人等と提携し、25講座を開講。eラーニング専業で国内最大手の株式会社ネットラーニング(代表取締役:岸田 徹、本社:東京都新宿区)が提供、運営しています。
https://open.netlearning.co.jp/
【報道関係者様お問合せ先】
一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会 事務局 TEL:03-3295-3555
株式会社ネットラーニング 教育事業部 高木 清、竹内 ゆい TEL:03-5338-3011
E-mail : pr@nl-hd.com
URL : http://www.netlearning.co.jp/
2017/09/01