JMOOC[※1]公認のプラットフォーム「OpenLearning, Japan[※2]」において、本日10月3日、東京農工大学 農学部の教員による『農学がよみとく「いのち」と「生活」 ~持続発展可能な社会へ~』の受講受付を開始します。
環境・エネルギー・食糧に関する問題は、地球上に生きるすべての生物の存続にかかわるものであり、私たちのだれもが当事者として向き合わなければなりません。
東京農工大学では、人間が自然と共生しながら発展を続けるにあたり、農学は単なる研究にとどまらず、社会の構築に役立つ応用的な「実学」であるべきだと考えます。また、課題解決のためには研究者が大きな役割を担うべきと考え、国や企業と連携しながら常に新たな取り組みを行っています。
本講座では、持続的発展可能な社会の実現に向け、農学の最先端技術がどのように貢献しているかを広く皆様に知ってもらうことを目指しました。具体的には、「機能性食品に利用されるコラーゲンの健康効果」、「マイクロプラスチックによる環境汚染」、「次世代のバイオ肥料開発と実用化」、「認知心理学の視点から考える自然との共生」という4つのテーマを掲げ、各分野の教員がオムニバス形式で、専門的な研究内容をわかりやすく解説します。
開講は2016年12月1日(木)で、どなたでも無料で受講できます。
■主な受講対象者
健康や環境、農学、科学技術に興味のある方(高校生以上)
■大学スタッフのコメント「受講を検討されている皆さんへ」
東京農工大学では農学を幅広くとらえ、「いのち」「生活」を支える農、食、環境に関する最先端の研究に取り組んでいます。本講座を通じ、多角的視点から持続発展可能な社会の構築を目指す、多彩な農学研究への理解を深めましょう。
講座名: 農学がよみとく「いのち」と「生活」 ~持続発展可能な社会へ~
講師: 東京農工大学 農学部 野村 義宏 教授、高田 秀重 教授、横山 正 教授、武田 庄平 准教授
受講期間: 2016年12月1日~2017年1月8日
受講料: 無料
Week1: 体を構成するタンパク質~コラーゲン~
Week2: マイクロプラスチック:海のプラスチック汚染を考える
Week3: 持続的な農業に資するバイオ肥料の開発とその実用化
Week4: 環境との共生関係を支える認知と知性:認知心理学からのアプローチ
講座内容の詳細については、以下のウェブページよりご覧いただけます。
▼講座案内
▼プロモーションビデオ
[※1] JMOOCについて
JMOOCとは「Japan Massive Open Online Courses」の略で、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会の英語名です。2012年に米国を中心立ち上がった「MOOC」(ネット上でだれでも無料で受講できる大規模でオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス)の日本版を普及・拡大するため、2013年10月に設立されました。
http://www.jmooc.jp/
[※2] JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」について
OpenLearning, JapanはJMOOCで3つ目の公認プラットフォームとして、2014年9月25日に開設されました。これまでに18の大学・法人等と提携し22講座を開講(再開講含む)。eラーニング専業で国内最大手の株式会社ネットラーニング(代表取締役:岸田 徹、本社:東京都新宿区)が提供、運営しています。
https://open.netlearning.co.jp/
【報道関係者様お問合せ先】
一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会 事務局 TEL:03-3295-3555
株式会社ネットラーニング 高木 清、加藤 ゆい TEL:03-5338-3011
E-mail : pr@nl-hd.com
URL : http://www.netlearning.co.jp/
2016/10/03