【Press Release】JMOOCにて、九州大学 3講座目「味と匂いの科学技術」の受講受付を開始
~九州大学が世界に誇る味覚・嗅覚の最新数値化技術を詳説~

JMOOC[※1]公認のプラットフォーム「OpenLearning, Japan[※2]」において、本日7月1日、九州大学 都甲 潔 教授による「味と匂いの科学技術」の受講受付を開始します。

本講座の鍵となる「味覚センサ」は、九州大学における長年の研究を経て、1989年に特許出願されました。このセンサにより、数値という目に見える指標で味を表すことが可能となり、日本が誇る唯一無二の技術として、世界中で食品・医薬品の開発やマーケティングに役立てられています。講師を務める都甲教授は、味覚・嗅覚センサ研究開発センター長として第一線で研究に従事されています。
本講座では、まず「味を測る」という概念を掘り下げ、味覚センサの活用事例や開発秘話、開発中の「ポータブル味覚センサ」や「教育用味覚センサ」について解説します。さらに最終週では、今まさに研究開発中の「嗅覚センサ」の最新動向をご紹介します。

なお、九州大学はMOOCに手ごたえを感じていて、本講座で3講座目(増補版を含めると4講座目)の提供となります。1つの大学での提供数としては、 OpenLearning, Japan 最多となります。
開講は2016年9月23日(金)で、どなたでも無料で受講できます。


■主な受講対象者
科学技術の発展に関心のある方、新しい価値観を発見したい方(前提知識は不要)


■大学スタッフのコメント「受講を検討されている皆さんへ」
長さや重さ、時間といった概念にもわれわれの主観的視点は存在します。一方で、味や匂いも客観的な数値化が可能となり、科学技術の発展に新たな道を開きました。本講座を受講した皆様が、価値観や人生観において新鮮な気付きを得られることを確信しています。


■講座概要
味と匂いの科学技術

講座名: 味と匂いの科学技術
講師: 九州大学 システム情報科学研究院 都甲 潔 教授
受講期間: 2016年9月23日~10月21日
受講料: 無料

Week1 味を測る科学技術
Week2 味覚センサの特性と活用事例
Week3 匂いセンサとその他の話題

講座内容の詳細については、以下のウェブページよりご覧いただけます。
▼講座案内
▼プロモーションビデオ


[※1] JMOOCについて
JMOOCとは「Japan Massive Open Online Courses」の略で、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会の英語名です。2012年に米国を中心立ち上がった「MOOC」(ネット上でだれでも無料で受講できる大規模でオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス)の日本版を普及・拡大するため、2013年10月に設立されました。
http://www.jmooc.jp/

[※2] JMOOC公認プラットフォーム「OpenLearning, Japan」について
OpenLearning, JapanはJMOOCで3つ目の公認プラットフォームとして、2014年9月25日に開設されました。これまでに17の大学・法人等と提携し20講座を開講(再開講含む)。eラーニング専業で国内最大手の株式会社ネットラーニング(代表取締役:岸田 徹、本社:東京都新宿区)が提供、運営しています。
https://open.netlearning.co.jp/


【報道関係者様お問合せ先】
一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会 事務局  TEL:03-3295-3555
株式会社ネットラーニング  高木 清、加藤 ゆい  TEL:03-5338-3011
E-mail : pr@nl-hd.com
URL : http://www.netlearning.co.jp/

2016/07/01

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